2012年11月10日土曜日

日本伝統工芸展in仙台三越


仙台三越にて開催されている第59回 日本伝統工芸展に行ってきました。

伝統工芸品と言われると、赤べこやこけし、くらいしか思いつかない引き出しの少ない
しおにはとても良い刺激になりました。

(写真NGだったので三越入口を記念に一枚)

会場に入ると想像していた以上に来場者が多く、にぎわっていました。(ただし私世代の人が本当に少なかったです。) 陶芸、染色、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸と区分けされていて約300余点が一堂に展覧されていたので、目移りしまくり。

今回の展覧会の数ある作品の中でも個人的に好きなものをいくつか挙げておきます。

人形
岩瀬なほみ  木彫胡粉「睡」

陶芸
室伏英治 Nerikomi Porcelain 「Sparkle」
前田昭博 白瓷面取壺
中島宏 青瓷壺

漆芸
前 史雄 沈金鯰の箱

単なる模倣、ではなくて、技を受け継ぎながらも自分の個性を作品に反映させることにどれほどの時間をかけてきたのだろうなあと。そう考えてひとつひとつ見ていると、作り手の気迫を強く感じられました。安易で単純ですが、人間の手って、日本人の手って感性って、素晴らしい!改めてそう思いました。色使い、質感どれをとってもデジタルでは表現できないもの。観覧中何度も隣のおばちゃんたちと感嘆のため息が被ったのでした。

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