先週、国立西洋美術館で開催されている「ラファエロ展」に行ってきました。
平日昼に行ってきたのですが、お祭り会場のような人の多さに圧倒されました・・・
大公の聖母や聖家族と仔羊など、想像していたよりもひと回りふた回り小さかったのが印象的でした。
肌の描写が柔らく気品があって、聖母子の作品では聖母マリアとキリストの柔和な表情と相まって惹きつけられる魅力に溢れていました。
それにしても今年は展覧会本当に充実しているなあ・・・
と思っていたら。
↓こういったイベントがあるみたいですね。
「日本におけるイタリア2013」
9月にはミケランジェロ展・・・是非行きたい。
ダ・ヴィンチ展は6月中いっぱい開催されているようなので機会をみつけて行きたいと思います。
そういえば、宮城県美術館では今週からゴッホ展が始まっているので暇を見つけて行ってきます。
2013年5月31日金曜日
2013年5月20日月曜日
Persona
仮面のことを調べていると頻繁にでてくるワード
「ペルソナ」
ラテン語で人、人格、仮面という意味を持つそうです。
心理学においては、
ペルソナ(英: persona)とは、カール・グスタフ・ユングの概念。
ペルソナという言葉は、元来、古典劇において役者が用いた仮面のことであるが、
ユングは人間の外的側面をペルソナと呼んだ。(wikipedia抜粋)
今まで、物質的な仮面、マスクに目を向けていましたが、
研究を進めていく上では上記のような、目には見えない仮面、の存在も忘れてはなりませんね。
話は戻って。
私の好きなゲームに、「ペルソナシリーズ」があります。
仮面がそのままでてくる、ゲームではなく・・・
このゲームでは、ペルソナ=もう一人の自分、です。
ゲーム概要としては↓
別人格が具現化した特殊能力のことを指す。
ペルソナは全部で100-180種類あり、それぞれに神話や伝承にちなんだ名前がついている。異変によって悪魔やシャドウといった異形の存在が出現するようになった現代日本の街や高校を舞台に、「ペルソナ能力」に目覚めた主人公たちが協力して事態を解決に導くRPG。(Wikipedia抜粋)
仮装用仮面がそのままでてくるわけではないのですが、ペルソナ、という仮面を一つの材料として扱った例としてあげておきます。
ペルソナのデザインも、それぞれ特徴があって好み。
2013年5月13日月曜日
THE CLARK 「クラコレ」
先日、東京に行く機会があったので
現在三菱一号館美術館で開催されている、
「奇跡のクラーク・コレクション―ルノワールとフランス絵画の傑作」
に行ってきました。
― 開催概要 ―
クラーク美術館は、ルネサンス時代から19世紀末までの欧米の傑作を幅広く擁する美術館です。
そのコレクションは、最も有名なフランス絵画をはじめ、彫刻、絵画、素描、写真、さらには銀器や磁器を含む装飾美術まで多岐にわたります。ニューヨーク・ボストンから車で約3時間。広大な森の中にあるこの美術館のコレクションについて、これまで日本ではほとんど知られていませんでした。2010年、同館の増改築工事に伴い、世界的にもとりわけ質の高い印象派を中心とした絵画の世界巡回展が初めて開催され、2013年2月、ついに日本に上陸します。ルノワール22点を筆頭に、コロー、ミレー、マネ、ピサロ、モネ・・・。まるで宝石箱のような、これまで目にしたことのない奇跡のフランス絵画73点が一堂に。
三菱一号館美術館で「人生を、美しく生きる幸せ。」に出会える幸運にどうぞご期待ください。
(公式サイトから引用)
平日のお昼時だったので、ゆっくり回れるかな~とのんびり行ってみたら、
溢れんばかりの人で(客層は幅広かったです。)、特にルノワールの作品の前には人だかりができていました。
特に印象的だった作品が、
【クロード・モネ】
「 エトルタの断崖 」 ― 1885年、油彩・カンヴァス、65.1×81.3cm
繊細な光の表現やノスタルジックな気持ちにさせられる色使いが魅力的でした。
【ジャン=レオン・ジェローム】
「 蛇使い 」 ― 1879年、油彩・カンヴァス、82.2×121cm
タイルの質感や壁面の青、模様の描き込みに惹かれました。
ファンタジー物語の一場面のようでした。
【アルフレッド・ステヴァンス】
「 思い出と後悔 」―1874年頃、油彩・カンヴァス、61.4×46.4cm
タイトルと描かれているモノや人から強いストーリー性を感じて惹きつけられました。
あと、女性のふくよかな肌の質感が好み。
【ピエール=オーギュスト・ルノワール】
「 テレーズ・ベラール 」―1879年、油彩・カンヴァス、55.9×46.8cm
青と少女の表情や肌のきめ細かさが印象的でした。
「 タマネギ 」―1881年、油彩・カンヴァス、39.1×60.6cm
様々な色が見えてタマネギに見えなかったタマネギ。
「 眠る少女 」―1880年、油彩・カンヴァス、120.3×91.9cm
可憐な少女と毛並みの質感が愛らしい猫と青と赤が映えていました。
とにかく、作品が多くて(いい意味で)目移りします。
今月26日まで開催されているようなので、また東京行く機会があったら行ってみようと思います。
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