2013年3月7日木曜日

被災地視察


2月22日、23日に南三陸と女川へ行ってきました。

東日本大震災から2年が経とうとしています。

震災以降、テレビ番組や写真では街の惨状を見てきましたが、

実際に南三陸や女川へ訪問するのは実は今回が始めて。

上山八幡宮や、あさひ幼稚園、大雄寺、トレーラーハウス宿泊村等に訪問し、

地元の方々に、当時のお話やこれから町はどのように進んでいくべきか、

実際にその土地に赴きながらお話を聞くことができました。

また、2日目は戸倉中学校仮設でワークショップを行いました。

室内では塗り絵や積み木、綿棒を使った造形活動を。屋外では竹馬をしました。

普段幼稚園~小学生の子と接することが少ないため、変に力が入って緊張しました...

遊び相手として少しでも楽しんでもらえたら幸いです...

初めての訪問にも関わらず、周りの方々が暖かく迎え入れてくださり感謝の気持ちでいっぱいです。

今回の視察を通して印象に残ったお話を何点か挙げます。

・ 志津川地区 土地利用計画のお話
コンクリートの河川堤防による川の生物や生態系への影響性は?
コンクリートではなく自然の強さを生かす....等
お話を聞いていると、持続可能な地域づくりのビジョンを持っていても、住民と行政の間に壁があるように思われました。

・ 南三陸町と庄内町の結びつき
震災後の支援について。
交流のきっかけ、防災協定とは。
実際にリアルなお話を聞いて、庄内町の震災後の素早い判断と対応に胸を打たれました。

・ モアイ新聞
訪問中、何度かゆるキャラちっくなモアイを見かけて気になっていました。
その正体は、地域の活性化を進めるために展開された、
志津川高校モアイ化計画 」だそうです。
復興、そして地域活性への強い思いと共に様々な活動がされているのだと改めて実感しました。


実際に行ってみないとわからないことばかりで。

生の声を聞きながら、自分の目と足で現状を確かめることができたことはとても貴重な体験になりました。





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